こんにちは、荻原ゆうです。
このブログでは、YOUTUBE動画で解説している内容をテキストと図解形式でまとめています!
YOUTUBE動画 PPCアフィリエイトで 禁止されてる稼ぎ方7選
この記事では、PPCアフィリエイトで禁止されていることを、アフィリエイト初心者の方にわかりやすく解説していきます。
PPCアフィリエイトの禁止事項
PPCアフィリエイトをこれから始めようとしている人や、始めたばかりの人は正しいやり方でやりたいけど、自分の今やってるやり方はそもそも合ってるのかな?と心配になる事ってありますよね。
他のアフィリエイト手法でも同様ですが、PPCアフィリエイトにもルールというものがあり、そのルールを守らないで運用していると、報酬を没収されたり、アカウントを停止されたり、最悪の場合は広告主から訴えられる・・・といった可能性も。
そこで今回の記事では、初心者が正しくPPCアフィリエイトに取り組めるように、やってはいけない禁止事項について解説していきます。
PPCアフィリでやってはいけない禁止事項【7選】
PPCアフィリエイトに取り組む上で、禁止事項が定められているルールは大きく2つあります。
まず、アフィリエイト案件を登録する際に必ず利用するのがASPですが、ASPでは不正行為による成果で広告主に迷惑をかけないように様々なルールを用意しています。
次に、PPCアフィリエイトではGoogle広告を使っていきますので、Google広告で定められているルールに沿って広告を運用していく必要があります。
知らなかった・・・では済みませんので、初心者の方はしっかりチェックしておいてくださいね。
PPCアフィリの禁止事項① リスティングNG案件の出稿
リスティングNG案件というのは、読んで字のごとくPPCアフィリエイトで出稿してはいけない案件、という意味です。
かなり初歩的な内容なので、リスティングNG案件とは知らずに出稿してしまった・・・ということはないと思いますが、仮に売れたとしても立派な不正行為なので売り上げ没収は免れません。
また、意図的に出稿している場合、すぐに見つかりますので即刻やめましょう。
案件の種類について補足
リスティングOK案件
・・・PPCアフィリエイトにおいて商標出稿も可能な案件
リスティング一部OK案件
・・・広告主から広告出稿に関して制限はあるものの、そのルールを守ればPPCアフィリエイトで出稿可能な案件
リスティングNG案件
・・・PPCアフィリエイトで出稿してはいけない案件
PPCアフィリの禁止事項② リスティング一部OK案件のルール違反
先ほど簡単に説明しましたが、リスティング一部OK案件というのは「広告主から広告出稿に関して制限がある案件」のこと。
制限の多くは、出稿禁止のキーワードや、入札額について定められており、これを破って出稿していると不正行為と見なされてASPから出稿を辞めるように連絡が来ます。
また、リスティングOKの案件が一部OK案件に変更になるケースもあり、気付かずに商標出稿していると同じく指摘を受けますので十分に注意してください。
リスティング一部OK案件 禁止キーワード
旅行予約サイト:一休の例
リスティング一部OK案件で禁止キーワードが設定されている場合は、出稿キーワードに上記が含んではいけない、ということなので、フレーズ一致で除外するようにしましょう。
なお、初心者の方が勘違いしやすい点として、出稿キーワードに含んではいけませんが、広告の見出しや説明文、広告記事には使えますのでご安心ください。
※見出しや説明文でも使用しないでほしい、という旨の記載がある場合は使えません。
リスティング一部OK案件 その他の禁止条件
他にもリスティング一部OK案件では、禁止キーワード以外にも様々な条件が記載されていることがあります。
ASPや案件によって違いがあるので一概には言えませんが、リスティング一部OK案件に取り組もうと思ったときは、備考欄など注意書きが書いてある場合がありますので見落とさないようにしましょう。
例)弊社より上位計算のdisingキーワード購入は禁止
この意味は、公式サイトよりもアフィリエイト広告を1位や2位に表示されるような金額で入札しないでください、という意味。
他にもサイトや広告文に対して商品名を記載しないでください、などの条件があるケースもありますのでご注意ください。
Google広告に登録されている商標について
アフィリエイト案件の広告主が、Google広告に対して商標登録しているケースが稀にあります。
こういった案件の広告を作ろうとすると、見出しや広告文に商標を入力している場合、「広告文における商標」という理由で査落ちするんです。
珈琲きゃろっと が商標登録されている場合
⇒ 広告見出し:珈琲きゃろっとがセール中
⇒ 広告文における商標 で審査落ちします。
どの案件の広告主が商標登録しているかは広告を作らないとわかりませんが、「広告文における商標」で審査落ちする案件については、商品名を崩して記載したり、商品名を使わない形で広告文を作るしかないので、非常に難易度が高くなります。
広告主側に申請すれば解除されることもありますが、手間と時間が掛かりますのであまりおススメしません。
PPCアフィリの禁止事項③ 登録サイト以外でのアフィリエイト
ASPに登録する際に、個人情報の他にサイト情報も登録していると思いますが、PPCに限らずアフィリエイトは登録しているサイトでしかしてはいけません。
登録しているサイト以外で成果が上がった場合、成果が没収されることも十分にあり得ますので必ず登録したサイトでアフィリエイトをするようにしましょう。
例
⇒ 登録サイト:sample-shop.com
⇒ アフィリエイトサイト:0011.com ※登録してない場合は不正行為に該当
上記のような場合は、登録サイトのsample-shop.comでPPCアフィリエイトをするか、0011.comも登録するか、のどちらかで解決します。
ただし、2つ目のサイト登録でも審査がありますので、その点も踏まえてサイトを作るようにしましょう。
PPCアフィリの禁止事項④ 広告見出し、広告文の禁止表現
Google広告では、広告の見出しや説明文をつくる際に、禁止されている表現というのが幾つかあります。
それは「ナンバーワン」や「公式」と言った文言で、特に公式については「偽造品」というポリシーに引っかかりやすくなり、最悪の場合、一発でGoogleアカウントが停止されるリスクもありますので十分に注意してください。
ちなみに、広告をクリックして表示される「自分で作ったサイト」内に、公式サイトはこちら、という文言を入れても問題ありませんので、その点はご安心ください。
初心者の方が間違えやすそうな禁止表現を3つ紹介しておきますので参考にしてください。
最上級表現は禁止
ナンバーワンなどの言葉は、最上級表現と言い、明確な裏付けや根拠がないと、そういった表現は使うことが出来ません。
最上級表現の例
⇒ 最高、最小、最速、世界初、ナンバーワン、日本一など
どうしても〇〇1位のような表現を使いたい場合は、広告記事内で第三者による根拠を示さない必要がありますが、根拠の信ぴょう性はGoogleが判断することとなり、用意したから必ず使えるわけではありません。
裏付けや根拠を用意するほうが大変だと思いますので、最上級表現は使わないようにするのがおススメです。
薬機法違反の表現は禁止
美容案件や健康食品などの案件を扱う際に気をつけてほしいのが薬機法(薬事法)です。
薬機法では効果や効能などに関して誇大な表現や、医師が保証していると誤解させるような表現は禁止されています。
このことを受けGoogle広告でもそういった表現は禁止されていますので、書き方には十分に注意しましょう。
禁止例
⇒ 血液をサラサラにする効果がある
⇒ 化粧品を使うだけで10歳若返ります
感嘆符など記号の利用ルール
初心者の方でよくハマりがちなのが感嘆符などの記号ルールです。
セール中の案件を広告で出稿するときは、見出しに「〇〇〇がセール中!」と書きたくなりますが、これはGoogle広告で定められている広告文のルール違反。
ビックリマークは広告文の見出しでは使ってはいけないという決まりがあり、使えるのは説明文で1回だけOKという細かいルールがあるんです。
様々な記号についてルール決めされてますので、詳しく知りたい方は文末の公式LINEよりご連絡頂ければ「広告文で使用可能な記号や禁止されてる記号の一覧」をプレゼントさせていただきますのでぜひ活用してください。
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PPCアフィリの禁止事項⑤ 直リンクの禁止
Google広告で広告文などを作るとき、記事URLを入力する欄がありますが、そこにアフィリエイトリンクを入力する方がまれにいます。
PPCアフィリエイト初心者の方に多い間違いですが、これは「直リンク」と言って、違反になりますのでご注意ください。
Google広告側での禁止行為の1つで、ほぼ100%審査落ちします。
また、ASPでも直リンクは禁止されていますので、仮に出稿できたとしても成果否認や提携解除のリスクがありますので絶対にやめましょう。
本来のPPCアフィリエイトの流れ
本来の流れ
Google広告で作った広告 ⇒ 自分で作った記事 ⇒ アフィリエイトサイト
直リンクの流れ
Google広告で作った広告 ⇒ アフィリエイトサイト
直リンクは広告をクリックしてもらえれば、100%アフィリエイトサイトに誘導できる為(成果が出やすい)、裏技のようなものとして昔流行ったことがあります。
意図的ではないにしても、心当たりがある方はすぐに修正するようにしてください。
PPCアフィリの禁止事項⑥ 不正なソフトウェアの禁止
あまり該当する人はいないと思いますが、悪質なプログラムを使っていると「不正なソフトウェア」という禁止項目で審査落ちします。
リダイレクトという機能を使って直リンクと同じような挙動で、広告をクリックすると直接公式サイトを表示させるようなものだったり、広告をクリックすると自動でアフィリエイトリンクを踏ませる「強制クッキー」というものです。
簡単に稼げます!と謳っているテンプレートやツールではこういったプログラムが組み込まれていることがあり、知らなかったとしても最悪の場合はGoogle広告のアカウントが一発で停止することもありますので十分に注意してください。
不正をしていないのに「不正なソフトウェア」で審査落ちする場合
不正なツールやテンプレートを使っていなかったとしても、まれに「不正なソフトウェア」で審査落ちすることがあります。
原因を特定するのは難しいですが、多いのはドメインやサイト側に問題があるケースで、知らないうちにウィルスに感染してしまった、サイト乗っ取りにあってしまった、など。
そのような場合は、サイトを別のドメインに乗せ換えることで解消できることが多いので、心当たりがないときはドメインを変えるというのも一つの手だと覚えておいてください。
PPCアフィリの禁止事項⑦ 危険商品の取り扱い禁止
Google広告には、広告として出稿してはいけない商品・サービスがあり、禁止商品やサービスを出稿するとすぐに審査落ちします。
禁止されている商品やサービスについては後ほど紹介しますが、これらに該当する商品やサービスがASPではリスティングOK案件(一部OK案件)として登録されていることがあるので注意が必要です。
この「危険商品」のポリシー違反は、アカウントが停止するリスクも高く、「知らなかった」では済みません。
ASPに登録されているからと言って、何でも出稿できるわけではない、ということです。
危険商品に該当する商品、サービス
危険商品やサービスの一部をご紹介しておきます。
危険商品に該当する商品・サービス
- たばこ(電子タバコ含む)
- 覚醒剤などのドラッグ
- 武器や弾薬、ナイフ、スタンガンなど相手に脅威を与えるもの
- 不正を助長する商品
- アダルト関連など的なコンテンツ
注意しないといけないのがハーブ関係のサプリ商品で、サプリメント自体は禁止商品ではありませんが、その成分が日本で認可されていなかった為、危険商品に該当したという事例があります。
こういった商品もリスクが高いので、取り組まないことをおすすめします。
PPCアフィリエイトの禁止事項まとめ
- リスティングNG案件の運用
- リスティング一部OK案件の禁止キーワードでの運用
- 登録サイト以外のサイトでのアフィリエイト運用
- 広告文への公式だとかナンバーワン表記
- 直リンク
- 不正なソフトウェアの使用
- 危険商品の運用
解説してきた7つの禁止事項をやってしまうと、Google広告のアカウント停止、ASPでの報酬没収、提携解除、強制退会という大きなリスクがありますので、絶対にやらないようにしてくださいね。
PPCアフィリエイトでは、利益を得るために売上をつくることは大事ですが、大前提としてルールを守って行うことが重要です。
いくら売り上げが上がったとしても、ルールを無視したやり方でやって没収された・・・では意味がありませんので、ぜひルールに則ってPPCアフィリエイトを実践していってください。